雪崩を避けるための現地での注意点
雪崩が100%起こらないという判断は熟練者でもできません。
しかし、ある程度の予備知識を持つことで、リスクを下げることは可能です。
事前にできるだけの雪崩についての知識は持って行きましょう。
1、降雪中や降雪後は注意!
雪が降っている最中や、雪が降った直後は雪崩の危険が大きくなります。
新雪は空気を多く含んでいるため斜面を滑りやすく、雪の重量も増えるため雪崩が起こりやすくなります。
さらに雪が降ったあと天気が回復し、気温が上がったときも危険です。
2、雪崩の跡があるところは危険!
雪崩の起こった跡(デブリ)があるところが、再び雪崩が起こる可能性が高いです。
3、35度~45度の斜面は要注意!
斜面の角度が上がると雪崩は起こりやすいです。
急な斜面を登るときは特に注意しましょう。
4、樹林がないところは要注意!
樹林がそこだけ生えていないようなところは、雪崩がよく起こり、雪崩の通り道となっている可能性が高い。
そのようなところを通るときは十分に気をつけて、すみやかに通過しましょう。