低体温症
低体温症とは、体の内部のコア部分、直腸温などが低下し、35度以下になった状態をいいます。
(わきの下などではかる体温ではありません。)
初期症状では、疲労症状と似ていますが、症状が進行すると最悪「凍死」に至ります。
初期症状は、判断力の低下、体のふるえが止まらない、ファスナーをしめるなど手先の細かい簡単な作業ができなくなる、歩くときによろめく、などの症状が出ます。
さらに症状が進行すると、意思が不明瞭になり、服を脱ぎだすなど錯乱状態に陥り、きちんと話すこともできなくなります。
最後に昏睡状態になります。
初期症状が出た時点での早めの処置が重要ですが、まずは、低体温症にならないための予防がもっとも重要です。